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シルトピア油木ブログ「なんぞええ話」

在宅部門課長に聴く6 「ショートステイのことと今後の在宅サービスへの思いを教えて」

2025-12-07
在宅部門課長に聴く6 『ショートステイのことと今後の在宅サービスへの思いを教えて』

ショートステイについて教えてください。
「ショートステイは、以前とは変わってきていて、定期的に泊まりっていう人の方が減っています。昔って、家族が旅行にとか、冠婚葬祭でとか、介護者の時間のためにって細かく行ったり来たりする人が多かったと思うんです。今は、わりと在宅には介護度の低い方が多くて、家で介護にすごく手がかかる、介護疲れがっていうのは減ってきてるようなんですよ。同居世帯も減ってるんで、家族のレスパイト(介護の休養)っていうニーズも減ってるんです。むしろ老々介護でギリギリまで家で生活して、もうこれはっていう限界でやむを得ずショートステイに来て、そこから入所に向けていくとかっていう流れが増えました。本来の使い方とは違うのかもしれないですけどね。職員もたくさんいて、看護師もいるし、24時間体制で目をかけ管理できることが多いので、高齢者住宅やケアハウスとかではフォローしきれない部分もフォローできるのはショートステイなのかなと思ってます。」

何床ありますか?
「10床ですね。今はショートと言いながら長期的に使いたいっていう人のニーズが増えてますね。今の地域性なんだろうなぁ。一人暮らしの人が2、3泊泊まりに来る理由がない、それぐらいなら家におるのと一緒みたいな。施設を探せば、福山とか他の地域にはたくさんあるんですけど、そうは言っても、みんな地元でなんとか、地元で馴染みの人達とって思いが強いので、極力ショートステイからそのまま地元の施設へという繋ぎ。ここ数年そんな感じです。でもね、実際ショートステイに来ると、しっかり体調管理ができるので元気になるってこともあるんですよ。だから時々泊まりに来て体調を整えて、また家で頑張れるってこともあります。家ではトイレも全然自分では行けなかったのに、そこじゃ行ってるんですか?って家族が驚かれたり。一人暮らしだと自分のペースでできるのはいいんだけど、自分のペース過ぎてうまくいかないこともあります。そういう人が社会の中へ出て来ると、まわりの刺激を受けて、ちゃんとしなきゃと喝が入る。で、自分でトイレに行く、朝起きてくる、ご飯も食べる、結果として自立に繋がるっていう。ま、そういう意味では生活力を整える場所なのかな。」

在宅サービス全体の現状を教えてください。
「そうですね。介護保険も障害分野も、厚生労働省や県が決めるのは大きい枠組み、どうしても個別にいこうと思うとそこは各保険者なんですよね。保険者が細かい部分を決めていけるっていういわゆるローカルルールっていうのがあるわけです。僕らもこうしたい、こういう要望があるとかを保険者に対して、アプローチをかけることが多くて、現状ないサービスについても仕事として認めてもらうとかね、それって現場からじゃないと絶対分からない話なので。わりと近い距離で保険者と意見交換ができてるのかなって感じてるし、結構向き合っていただけてると思います。」

この町でのこれからの未来に向けての思いを教えてください。
「神石郡内も介護の縮小化が始まりだしてるので、やっぱりこの地域で最期まで暮らしていくには在宅サービスが踏ん張ってかないとって思います。いくら入所施設が最後まで残ってても、やっぱり家が基本、家で暮らすっていうことが最大限の目標だと思うんで。ただ、在宅サービスはどうしても送ったらさよなら、時間が来たらさよならになっちゃうんで、朝の支度、帰った後の寝るまでのこととか、次の日まで元気でおるっていう、そこを支えるにはどうしたらいいかなんて思いながらですね。時代は変わっても自分の家が一番いいっていう思いは、やっぱり残っていくかなって思うし。少子高齢化、空き家も多い状況、隣近所もいなくなったけど、そこでやっぱり頑張りたいっていう人、周りはいなくとも自分たちがいないと、この家を守らないと、やっぱり慣れた所がいい、そういうのを最大限尊重したいですよね。」

最後にそれぞれの在宅サービスのPRをどうぞ。
「デイサービスは大人数ですけど、みんなでしっかり体を動かそうよ、みんなで活動しようよって、一人だと面倒臭いってのがあるけど、出かけて来るからこそ、じゃあちょっと何かやってみようかなって、何か活動する快活に過ごすっていう所だと思ってます。青い鳥は、どっちかっていうと自分のペースを大事にしながらやりたい人っていう所かな。安心感がすごく得られるデイサービスだと思っているので、穏やかに友達を作りながら人と話しに来るというか人に会いに来るような感じのデイサービスです。昔はね、デイサービスはドライブとか旅行とか遊びに行くのがメインって感じだったんですけど、今や違います。リハビリとか活動するために行く所って、利用者側もそういう感じにシフトしてきてて健康面に関して意識が高いっていう感じですよ。ヘルパーは、出かけるよりも家でっていうならですね。別に全部が全部やってもらうだけじゃなくて、ちょっとしたお手伝いからとか、すごく身近な相談者だと思うんですよ。家に来た時に相談できるんですから。ショートステイは、なんかあったらシルトピア油木を頼れるっていう存在で思ってもらえたらいいかな。その為に1回泊まってみとこうとか、試しにっていうのもありだと思うけど、いずれ家が難しくなった時、サポートしてくれる所はどんな場所なんだろうって見てもらえたら。施設の暮らしって結局、来ないと見られないんで。家で不安があったり、家族がちょっと疲れたなとか倒れてしまったりピンチの時には頼って欲しいという所です。」

就職希望の方へのPRはいかがでしょう?
「今、デイサービスでは、送迎が苦手とかでも開所時間だけで介護の補助とかから始めていらっしゃる方もいます。逆に送迎だけなら隙間時間でできますっていう人もいる。いろんな働き方ができます。あとはリハビリとか、お風呂上がりでお薬を塗ってもらったりとか、医療というよりも健康管理に特化した看護っていう部分で働きたい人なんかは、デイサービスの看護師っていかがですかと思ってます。年齢問わず、働き方はご相談ください。」

職場の雰囲気はどんな感じですか?
「和気あいあいっていう感じですかね。デイサービスはやっぱり、利用者さんと共に楽しむ場所だから、職員が黙々と何かをするっていうことが少なくて、みんなで一緒にやろうっていう雰囲気の中でやってます。悩みもみんなで考えるし、苦楽全部一緒に乗り切る職場ですって感じかな。無資格から来てる人も多い部署で、介護の素人から介護の勉強をして資格を取った人もいます。だから未経験者でも大募集ですね。一緒に学びましょう。」

以上、在宅部門課長に聴く6 『ショートステイのことと今後の在宅サービスへの思いを教えて』でした。
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