ホームからの報告 ~新しい時代を生きる~ (東寿園ブログ)
歌を歌えば
2022-05-28
★養護老人ホーム発★
『歌を歌えば』
『歌を歌えば』
27日の午前、さくら寮1階で体操とお話の会を開きました。
予定時刻には声を掛け合って集まられ、まずは自己紹介と近況報告です。
予定時刻には声を掛け合って集まられ、まずは自己紹介と近況報告です。
「昨日は書道をして、難しかったけど頑張って書いたのを貼り出してくれてんが楽しみなんよ。」
「体操も手作りクラブも書道も誘われる所へはみな顔を出します。」
「カラオケができんのがさみしい。」
「特に何もせず・・・。」と、いいこと悪いこと人それぞれのさくら寮のみなさんです。
ひと通り話が済むと「最近は演芸もなし、歌もなし面白うないねぇ。さあ!みんなで黒田節を歌いましょう!!」との声。
突然の発言でしたが、
「最初はどうじゃったかいなぁ。」
「ちょっと歌ってみてくれてなら思い出せる。」
「言い出したもんが音頭を取ってぇよ。」とみなさん乗り気です。
そこで手拍子とともに早速歌い始められると、次々とみなさんの声が重なります。
途中歌詞があやふやになりながらも誰かが歌い継ぎ「おー、ちゃんとみんなで1番が歌えたなぁ。」と全員で拍手喝采。
「やっぱり歌はええなぁ。元気が出るなぁ。」
「覚えとるもんじゃなぁ。」
「昨日食べたもんは何じゃったかなぁと言うようでも昔の歌は忘れとらんわ(笑)。」
「じゃあ今度はお富さんにしよう。」と別の人の発言で2曲目が始まります。
マスクをしたままでもよく声が出ています。
するとまた別の人が「じゃあ今度は荒城の月、みんな学生の頃に歌ったじゃろう?」と続きます。
声も手拍子も力強く、笑い声も響きます。
歌を歌えば元気倍増といった様子のみなさん、せっかくなので今回は体操も歌を歌いながら楽しくできました。
「楽しかったから覚えとかんといけんなぁ(笑)。」
「歌いながらしたからまた歌った時には思い出すよ。」と、歌を歌えば笑顔もパワーも溢れるみなさんです。