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ホームからの報告 ~新しい時代を生きる~ (東寿園ブログ)

みんなとなら

2024-04-27
★養護老人ホーム発★
『みんなとなら』

4月の健康体操での一コマ。
後出しじゃんけんは、メインの体操の合間に3B体操でも職員による体操でもいろいろな場面でよく取り入れます。
今回もまず動作を確認、グーは手を前に、チョキは手を上に、パーは手を横にです。確認できたら後出しじゃんけんスタート!
最初は先生に勝つように、続いて負けるように出します。
「3B体操の時と動きが違うけぇ迷うようななぁ(笑)。」
「こないだ他でしたんとごちゃごちゃになってしもうた。パーはどうじゃったけぇ?」と言いながらも、みなさんすぐにテンポよく反応されるようになります。ここまでは先生が動作と一緒に「グー。」と言ってくださるので「勝つならパーね。」と割とみなさん早く動かれます。
ところが、次には先生が動作だけされて口では言われません。そうすると、まず先生の動作は何か「えっと・・・先生は手を前だから・・・えっと、あーグーか。それなら勝つのはパーだから・・・。」と、みなさんそれぞれブツブツブツと喋って確認しながら答えの動作に行きつきます。ちなみに全盲の私も一緒に参加、先生が自分の動作を「手を前に出しています。」と説明してくださるので「えっと手が前ならグーだから・・・勝つのはパー。」と、ブツブツブツ、みなさんと同じです。一つ考えることが増えると、やはり難しい(苦笑)。
みなさんも「難しいねぇ。」
「あれれ?」など言いながらも笑い声を上げながらされていました。
「こんなこともちょっとの体操も部屋じゃあなかなかできんよ。」
「うちは一人じゃあようせん。」そんな人も、体操の時間に集まればみんなで一緒に体が動かせます。先生が、次は手を前に、上にと声をかけてくだされば、みんな一緒に動けます。
痛い人は無理をせず自分の動く範囲で音楽に合わせて体を動かせば「音楽を聴くだけでもええねぇ。」
「楽しいねぇ。」
「この曲が流行っとった頃を思い出すねぇ。」ということも。
みんなとなら、笑いあい、声を掛け合いながらで、いつの間にか1時間があっという間に過ぎています。
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